福井県・福井市・心月寺

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【 概 要 】−心月寺の創建は文明年間、朝倉孝景が祖父教景の菩提を弔う為、桃庵禅洞を招いて開山したのが始まりと伝えられています。桃庵禅洞は越後国(現在の新潟県)出身の室町時代の高僧で、竜興寺(福井市八幡町、現在は廃寺)で大見禅竜に師事し総持寺(石川県輪島市:当時は曹洞宗の大本山)の住職となり、その後、朝倉孝景に召還され心月寺を開山しています。心月寺は歴代朝倉氏の菩提寺として庇護され寺運が隆盛し、最盛期には300人余の僧が在寺した大寺でしたが天正元年、織田信長の越前侵攻により一乗谷が焦土化し朝倉氏が滅亡すると、丹生郡に移り衰退します。慶長4年、一乗谷の朝倉義景館跡に再興され、慶長6年、結城秀康の越前入封の際、城下である北の庄に移されました。歴代福井藩主から寺領15石が安堵され多くの寺宝、記録など所持していましたが、明治33年の大火と昭和20年の戦災により殆どのものが焼失しました。現在の残されている絹本著色朝倉敏景像(附絹本著色朝倉義景像1幅) は室町時代に製作されたもので国指定重要文化財に指定されています。
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心月寺(福井市):周辺の見所

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