福井県・越前市・宮橋(大虫神社)

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【 概 要 】−この橋は大正8年(1919)に大虫神社の宮橋として建造されたものです。アーチ型の石橋で長さ約7.5m、高さ約3.5m、地元で産出された石材で造られ、形状から「大虫神社の眼鏡橋」とも言われています。大正時代に作られた数少ない石造アーチ橋の遺構として貴重な存在で、平成13年に国登録有形文化財に指定されています。大虫神社は崇神天皇7年に当地(南越地方)を開発した天津日高彦火火出見命を鬼ヶ嶽の山頂に祀り創建した古社です。垂仁天皇の時代にイナゴが大発生し大きな被害を受けると、住民達は相談の上鬼ヶ嶽に登拝しイナゴ退散の祈願をした所、願いが通じ安寧が訪れたそうです。その話を聞いた垂仁天皇は住民達が参拝し易いように現在地に境内を移し、イナゴ退散に因み大虫神社に社号を改めさせました。平安時代の延喜式神名帳では格式の高い名神大社として記載され、広く信仰されるようになりました。宮橋は大虫神社の参道に位置し、歴史ある神社境内の景観に大きく寄与し価値の高い石橋としての評価を得ています。
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宮橋・大虫神社(越前市):周辺の見所

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