福井県・越前市・正覚寺

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【 概 要 】−正覚寺は南北朝時代の貞治5年(1366)に良如上人が落城した新善光寺城の犠牲者の御霊を鎮める為に創建した浄土宗の寺院です。良如上人は興国5年(1344)に越前府中で如道(親鸞の弟子円善の門下)の嫡男として生まれ、清浄華院や比叡山などで修行を積み正念寺や報恩寺、阿弥陀寺を開山し名刹として知られる西福寺(敦賀市)も開いています。正覚寺は当地域の浄土宗の拠点として重要視され、江戸時代に入ると府中領主本多家が庇護し、初代領主となった本多富正の養子吉松丸(徳川家康2男結城秀康の4男)が葬られています。吉松丸の墓碑である石造宝篋印塔(附・石室・石幢)は歴史的にも貴重な事から昭和58年(1983)に越前市指定文化財に指定されています。山門は明治時代に廃城になった府中城の城門を移築したもので高麗門、石瓦葺、潜戸付、江戸時代に建てられた城門建築の遺構として貴重な事から平成13年(2001)に越前市指定文化財に指定されています。その他にも文化財指定されている多くの寺宝を所有しており、往時の繁栄が窺えます。
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