福井県・越前市・毫攝寺

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【 概 要 】−毫攝寺の創建は天福元年(1232)、親鸞聖人(鎌倉前から中期の高僧、浄土真宗の宗祖)が京都出雲路に開山したのが始まりと伝えられています。第5代善幸の時代に門徒の懇願により鯖江山本に移り越後国の真宗布教に大きな影響力を持ちました。一向一揆の兵火により大きな被害を受けると慶長8年(1603)に現在地に移り三門徒派の本寺となり出雲路派本山となりました。現在でも境内には本堂、山門、御影堂、阿弥陀堂、経蔵、鐘楼、太鼓楼などが整然と並び真宗十派の出雲路派本山本山の格式が感じられます。寺宝である光明号本尊は南北朝時代(14世紀)に製作されたもので絵画的、宗教信仰的に価値があるとされ昭和44年に越前市指定文化財に指定されている他、染野井の局が植えたと伝えられる推定200年の毫攝寺ヤマモミジが昭和45年に越前市指定天然記念物に指定されています。又、毫攝寺は与謝野晶子の歌「毫攝寺 東大門の 導かれ 山風は撒く 米金の紅葉」、「あなかしこ聖聚の如くもろもろの木の紅葉する毫攝寺かな」、与謝野鉄幹の歌「本末みな御堂の棟の上に出て庭を満たすは三寸の苔」の題材になったことでも知られています。
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毫攝寺(越前市):周辺の見所

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